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体調不良を感じる時は内科で診察?

総合内科の診察

内科の診察は、風邪・インフルエンザ・発熱・胃腸障害・頭痛・膀胱炎などから、高血圧や糖尿病などの生活習慣病まで幅広く対応しています。

また、はっきりとした症状が出ていないけど何となく体調不良を感じる時や、日常の検査・診察・健康相談などについても対応しているのです。

それから初期診察をして、さらに高度な医療や入院が必要と考えられる時には、症状に適した専門科を判断して連携医療機関に紹介もしてくれます。

内科的な疾患は、疲れがとれない、何となく調子が悪いなどの体調不良をはじめ、様々な自覚症状から始まることが多いです。

また、動悸・息切れがする、頭痛・めまいがあるなどは、重大な病気の前兆ということもしばしばあるので、体調不良を感じる時には総合内科で診察を受けると良いでしょう。

心療内科の診察

ストレス社会と言われる現在は、ストレスからくる体調不良を訴えるケースも少なくないです。

こうしたストレスからくる体調不良を専門とする診療科が心療内科で、精神科と似ているように感じるでしょうが、主に心と体の不調を治療するといった点で違いがあります。

また内科は様々な症状に対応してくれるので、原因がよく分からない体調不良はとりあえず内科へ行く人も多いです。

内科とついているので、内科も心療内科も体調不調を診察・治療するという点では同じですが、体だけでなく心も含めて診察・治療をするという点で違いがあります。

その為、内科の診察・検査で異常が見つからない時には、心療内科を紹介されるケースもあるのです。

心療内科では、まず病歴や症状、服用している薬などをはじめ、原因になりそうなストレス、家族との関係、生育歴などの現状を医師に伝えるカウンセリングが行われます。

このカウンセリングから心療内科の医師は、体調不良の原因をある程度探すのです。

カウンセリングの後は体調不良の原因や程度を探るため、必要に応じて血液検査・心電図・MRIなどの検査をしますし、心理テストなどをすることもあります。

主な治療としては、原因にストレスなどがあると考えられるため、生活習慣や考え方を変えることで症状の改善を試みるのです。

また病気やその症状に合わせて、抗不安薬・抗うつ薬・睡眠薬・自律神経調整薬などの薬を用いた薬物療法が内科的な治療として行われます。

その他には、精神分析療法・行動療法・認知療法といった心理療法が行われることもあって、こうした治療で心と体の不調を改善していくのです。